【文化時報社提供】合言葉は「何もしない」

※文化時報2022年1月1日号の掲載記事です。

何もしないのが、お寺の魅力―。臨済宗妙心寺派大本山妙心寺の塔頭(たっちゅう)・長慶院(小坂興道住職、京都市右京区)が、何もしない時間を過ごしてもらうイベント「アットテンプル(at Temple)」を月1回行っている。忙しすぎる現代社会へのアンチテーゼとして、畳敷きの本堂でひたすらくつろいでもらう。気が向けば賽銭を入れてもらうという無料のイベントだ。

寝たり、読書にふけったり、弁当を食べたり。参加者は何をしてもいいが、何もしなくてもいい。そんな気軽さと・・・

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