※文化時報2022年4月1日号に掲載された社説です
新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置が3月21日までで解除された。1月上旬から約2カ月半、最大36都道府県に適用された今回の措置は、感染拡大の第6波が続いているさなかに終了した。これがどのような影響を与えるのか誰にも分からない以上、私たちは慎重な行動を続ける必要がある。
第6波のピークは、全国の新規感染者数が約10万5600人に達した2月5日だったとみられる。もっとも、オミクロン株による爆発的な感染力を前に、PCR検査がどこまで追い付いていたのかは心もとない。
加えて、ピークから1カ月以上が経過したにもかかわらず、新規感染者数は下がり切っていない。3月26日時点でも・・・
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