文化時報2021年6月3日号の掲載記事を再構成しました。写真は「死の体験旅行」の様子。
死を疑似体験するワークショップ「死の体験旅行」を手掛ける超宗派の僧侶団体、仏教死生観研究会(代表、浦上哲也・慈陽院なごみ庵住職)が7日、初の公開講座「僧医工夫」をオンラインで開講する。著書『もしも一年後、この世にいないとしたら。』(文響社) で知られる腫瘍精神科医、清水研氏を招き、「がん患者のケアと死生観」をテーマに学びを深める。
同研究会は2018年に発足。10宗派21人が所属し、ホスピスの職員研修を基にしたワークショップ「死の体験旅行」を一般向けに主催している。
講師を務める清水氏も、ワークショップ受講者の一人。がん患者の心のケアを専門とする腫瘍精神科医として、がん研究会有明病院(東京都江東区)で勤務する。当日は・・・
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