【文化時報提供】大丸の新選組羽織、壬生寺へ 仏縁で技術結集、復元

律宗大本山の壬生寺(京都市中京区)と大丸京都店が新選組の隊服「浅葱色のだんだら模様の羽織」を復元し、同寺に奉納された。松浦俊海貫主や松浦俊昭副住職をはじめとする関係者らが集い、半年以上にわたる復元事業の成功を祝った。

事業は、大丸京都店の「古都ごとく京都プロジェクト」の一環。同店が創業300周年を迎えた2017年、俊昭副住職が「当時の大丸が発注を受けたといわれる新選組の隊服を復元しては」と提案したのがきっかけだった。

同店の総合プロデュースで、京友禅の老舗「千總」が図案、草木染の「染司よしおか」が染色を担当した。実物を知る手掛かりがほとんど残されていない中・・・

 

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