※文化時報2022年5月13日号の掲載記事です。筆者は非営利型一般社団法人「大慈学苑」代表、玉置妙憂さん。
先日、ご病気の女性を看病していらっしゃる家族皆さんのお話を、聴かせていただく機会がありました。
会社員の夫、大学生の長女、高校生の長男。それぞれ別々に、じっくりお話をお聴きしました。その時、皆さんが共通しておっしゃることに気付きました。
それは、「何をしたらいいか分からない」ということでした。
女性は、訪問診療、訪問看護、訪問介護のサービスを駆使し、在宅で最期まで過ごす万全の体制に入っています。
整頓されたベッドサイドと、身ぎれいなご様子を拝見するにつけ、そのシステムがとてもうまく回っていることが分かります。
そんな中・・・
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