※文化時報2022年6月21日号の掲載記事です。
浄土宗大本山くろ谷金戒光明寺(京都市左京区)で9日開かれた「くろ谷子ども食堂」を、ドイツ公共放送局「第2ドイツテレビ」(ZDF)が取材した。
食と宗教をテーマとした番組を制作するのが目的という。放送日は未定。
子ども食堂は、金戒光明寺職員の有志らで結成する「こころばかりの会」(伊藤英亮代表)が主催し、昨年3月から月1回開催している。
この日提供された食事は、寄付された豆腐と豚肉の缶詰を使った丼に、ポテトサラダとザ・プリンス京都宝ヶ池の料理長が調理したスープを添えた。
ZDFの撮影スタッフは、子ども食堂のボランティアとして調理に携わった女性を取材。
葬儀や法要を仏式で営みながら、クリスマスを楽しむ日本人の風習に首をかしげ、肉食が禁じられているはずのお寺で、子ども食堂のメニューに豚肉が使われることに驚いていた。
女性は取材に対して「深い信仰心を持たなくても、お寺は人々の心を和ませる。
だから、子ども食堂をお寺で行う意味がある」と説明。
「食事に肉が含まれていたとしても、それを大切に頂くことが大事」と語った・・・
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