順明寺
住所:橿原市今井町4-11-4
建立:建保5(1217)年
WEBサイト:https://junmyouji.jp/
【お寺からのご案内】
お寺基本情報
順明寺の開基と云われる昭意坊源海法印 順明和尚は、俗名を多田源八郎仲貞といい、建保5年(1217年)、31歳にして常陸国稲田にて親鸞聖人の弟子となり、出家得度して大和国十市郡新賀庄に堂宇を建立。開墓の名前をとって、順明寺と言います。
その後、第7世光西は当初、佛光寺性善上人の弟子となりますが、経豪上人の教えに随い、河内出口の里にて蓮如上人弟子となり、六字(南無阿弥陀仏)の名号を賜り、改めて順明寺了西と法名を賜りました。
寛永3年(1626年)に、第10世了恵が橿原市今井町(現在地)に移したと伝えられています。
以後、寛文年間(1661年~1673年)頃より次第に寺は衰退しますが、第14世隆元は、延宝8年(1680年)に寺の再興をはかり、中興の祖と云われています。
明治24年(1891年)11月には、英昭皇太后が畝傍御陵参拝の際、当寺に宿泊され、上段の間を付設したその御在所も現存しています。
当初、当寺は興正寺派でしたが、本願寺第21代門主 明如上人の時に本願寺派に転派し、その時、明如上人より「紫雲閣」の御染筆を賜りました。
本堂は、江戸時代初期の大規模な建物(単層入母屋造り・桁行梁行各十間)でしたが、昭和47年(1972年)の解体修理の際、規模を縮小して改築しました。
また表門は、寛永15年(1638年)の建物とみられ、扉以外はすべて建立当初の材料を残している貴重な門であり、橿原市の文化財に指定されています。
その他、鐘楼・庫裡・客殿も広い境内にあり、寺観を整えています。
800年以上の歴史を持つ順明寺。通称、北御堂(きたみどう)、北の御堂さんとも呼ばれています。
本堂へと続く正門では、季節ごとに色彩豊かな花が咲き誇ります。
春になると桜が満開であり、近年は多くの観光客のみなさまにお参りにきていただける場所となっております。
寺院名 | 順明寺 |
---|---|
じゅんみょじ | |
山号 | 天燈山 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
建立 | 建保5(1217)年 |
住所 | 橿原市今井町4-11-4 |
TEL | 0744223393 |
WEBサイト | https://junmyouji.jp/ |
アクセス | 近鉄大和八木駅より徒歩15分、タクシーで5分 近鉄八木西口駅より徒歩10分 |