■長徳寺-時宗

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長徳寺

住所:岩手県一関市藤沢町保呂羽字宇和田18
建立:1388年(嘉慶2年)
WEBサイト:http://chotokuji.org/

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    長徳寺境内

【お寺からのご案内】

【本尊 木造阿弥陀如来立像】(岩手県指定有形文化財)

本像は、宗教法人時宗長徳寺が所有する本尊で、本堂須彌壇に安置されています。
举身光(光背)を負い蓮華座上に立ち、像高は84.4cm,髪際高で78.lcmです。割矧ぎ造り、玉眼、漆箔、一部彩色仕上げで、材質はヒノキ材またはヒバ材と考えられます。 その着衣形式や頭部の造形、表情などにおいて、「安阿弥(快慶)様阿弥陀如来像」と「運慶様阿弥陀如来像」の両様の特徴を兼ね備えています鎌倉時代(13世紀)に信仰が降盛を極め、慶派などによって近畿地方や関東地方を中心に、優品も数多く制作された阿弥陀如来像のうち、正統的な作風を受け継ぐ、岩手県を代表する作例です。美術史において鎌倉時代の仏像の典型として、 さらに、岩手県内に所在するいわゆる「鎌倉新仏教」ゆかりの木彫像の古例として、 いずれも高く評価されています。

【岩手の蘇民祭】国の選択記録無形民俗文化財(長徳寺蘇民祭)

【長徳寺蘇民祭】毎年3月第1日曜日開催

岩手県各地で行われる蘇民祭は、「岩手の蘇民祭」として<国の選択無形民俗文化財>に指定されている。

県南11箇所で開催されており一関市藤沢町「長徳寺」では毎年3月第1日曜日に開催されている。

その昔、油島(現在一関市花泉町)の「智拳院修験道場」の御本尊であった不動明王像が満昌寺へ移され、再度、明治27年12月4日付で当山長徳寺へ譲り受けた際に「蘇民祭」も付いてきたと言い伝えられている。昔は正月27日~28日にかけて行われた行事であり、昭和24年~30年の7年間、蘇民袋争奪戦をしていた。不動尊堂内に、争奪戦証拠の木札(取り主、参加者氏名)が掲示されている。

現在は平成26年の不動尊鎮座120年を記念し蘇民袋争奪戦の復活により、全国から裸に下帯姿の男達が集まり水垢離や柴燈木登り、そして蘇民袋争奪戦がお祭りを最高に盛り上げる。子供達は鬼子の面を背負い行列に参加し、参拝者は蘇民袋の中から出てきたコマ木を御守に持ち帰る。そして精進料理「お不動さんのけんちん汁」の振る舞いなど、地域の皆様や施設ボランティア等、多職種連携により子供から年配者まで全員で参加出来るお祭りである。主催は「長徳寺蘇民祭保存協力会(不動尊精進講本部)」。後援は一関市や一関市教育委員会等。

【公開フォーラムの御案内】
藤沢町×東北大学の共同開催が実現!
◎3月6日(日)13時30分〜
 〈長徳寺蘇民祭当日午後〜〉
◎長徳寺(オンラインハイブリッド)
詳しくはホームページへ…
公開フォーラム「疫病退散プロジェクト講演会Ⅱ―疫病の神々―」の開催
2019年末より出現したコロナウイルスは、その後瞬く間に世界中に広がり、パンデミックを引き起こしました。2022年1月現在も強力な感染力を有するオミクロン型コロナウイルスへの罹患者が急増し、予断を許さない状況が続いています。一方で、長期間にわたる社会活動・経済活動への抑制も限界点に近づく中、改めて私たちがいかにコロナウイルスと共生していくべきかが問われています。
東北大学災害科学国際研究所では、2020年度より「疫病退散プロジェクト」を展開し、先人達の疫病文化に対するシチズンサイエンス型の調査研究を進めてきました。今年度の報告会では、日本における疫神信仰の象徴的存在である牛頭天王、また東北地方で広く信仰されるものの、いまだその実態には謎の多い若木山(おさなぎやま)信仰を事例として、先人達の疫病観や向き合い方について講演します。また、各地に残された疫病碑の新たな調査方法である「ひかり拓本」技術についての技術講習も開催します。
日時:2022年3月6日(日)
13:30~16:00
場所:不退山長徳寺
(岩手県一関市藤沢町保呂羽字宇和田18)
+Zoomによるオンラインのハイブリット開催
(*なお、コロナの状況次第ではオンラインのみの開催とします)
公開フォーラム「疫病退散プロジェクト講演会Ⅱ―疫病の神々―」
参加申し込みフォーム
↑上のリンクをクリック↑
次第:
開会挨拶
八巻 徹 氏(藤沢町史談会会長)
報告1
鈴木 耕太郎 氏(高崎経済大学)
「牛頭天王とは何者か―信仰の受容と展開を考える」
報告2
畠山 篤雄 氏(一関市教育委員会)
「東北地方の若木山信仰~岩手県内の若木山信仰碑の分布を中心として~」
技術講習会
上椙 英之 氏(奈良文化財研究所)
「ひかり拓本による石碑撮影手法」
閉会挨拶
渋谷 真之 氏(長徳寺住職)
司会進行
蝦名 裕一 准教授(東北大学災害科学国際研究所)
主催:東北大学災害科学国際研究所、歴史文化資料保全の大学・共同利用ネットワーク事業東北大学拠点、藤沢町史談会
共催:一関市藤沢市民センター
参加方法:事前登録制(一般参加者・メディア共通)
詳細は災害文化研究室ホームページ(https://www.saigaibunka.jp)参照

 

【慶壽庵】

<お寺を地域や宗派を超えたみんなの憩いの場として解放>

自坊(長徳寺)を拠点に活動しております慶壽庵(けいじゅあん)は、昔ながらの「お茶っこのみ(皆さんがお手製の漬物やお菓子を持ち寄り、おしゃべりの花を咲かせる)」の和気あいあいとした雰囲気のなか「手芸教室」が開催されています。

心の病等の皆さんが、お互いにケアし合いみんなが幸せになっていく空間です。

また、病院や福祉施設で手芸作品の展示やボランティア活動に参加することで施設利用者・管理者の皆さんとの交流が生まれました。作品の展示だけでなく、老人ホームの職員の方々と一緒に「認知症ケア」の劇団公演や、患者さん達が栽培した芋や餅をお寺に奉納していただき、お寺のお祭り(蘇民祭)では、老人ホームの職員の方々がボランティアとして参加され石焼き芋をふるまっていただきました。

お寺 ⇒ 地域 ⇒ 病院 ⇒ 福祉施設 ⇒ 患者さん ⇒ お寺の様に地域全体の歯車が動き出しています。

<みんなが集える場として>

慶壽庵(けいじゅあん)は、宗派や地域を問わず、誰でも気軽に集まれる場です。

「手芸の会」や地域との交流の場となっている慶壽庵(けいじゅあん)の始まりは、平成22年に現在手芸の会代表の吉田てい子さんからの「地域の人が集まって手芸ができる場として使わせてほしい」と言う相談がきっかけです。

会員も徐々に増え、現在では毎月第2・4火曜日におやつを持ち寄り、手芸やおしゃべりを楽しんで活動しています。

 

【御朱印】

<御朱印のご案内>

住職が対応出来る時は、本堂にてお焼香して頂き御祈祷し本尊前(岩手県指定文化財)にて御朱印をお渡し致します。

その他、相談事及び『臨床瞑想(リラクゼーション呼吸法)』に関する御希望があれば御相談下さい。

受付場所 長徳寺 庫裡(くり)
受付時間 午前8時~午後18時
御志納 御気持ちで結構です
  • 寺が留守の時もありますので、事前に御連絡頂きますとスムーズです。
  • 御朱印帳及び御朱印袋はございませんので御持参下さい。

蘇民将来(疫病退散)御朱印のご案内

これまでは蘇民祭限定でお渡ししておりました『蘇民将来(疫病退散)御朱印』ですが、コロナ禍に於いて今後は蘇民祭当日はもちろん、常時皆様にお渡しして参ります。

ご希望の際は御守販売所(境内及び庫裡)にて受付ください。なお、御志納はお気持ちで結構です。

長徳寺トピックス

 

お寺基本情報

寺院名 長徳寺
ちょうとくじ
山号 不退山
宗派 時宗
建立 1388年(嘉慶2年)
住所 岩手県一関市藤沢町保呂羽字宇和田18

 

TEL/FAX TEL:0191-63-3988 FAX:0191-63-3988
WEBサイト 【時宗 長徳寺 公式ページ】
http://chotokuji.org/【永代供養墓 特設ページ】
永代供養墓特設ページ | (chotokuji.org)【長徳寺(慶壽庵)Facebookページ】
(1) 長徳寺(慶壽庵) | Facebook
アクセス
東北新幹線一関駅よりタクシーで40分
東北新幹線くりこま高原駅よりタクシーで50分
東北自動車道一関インターより車で50分
東北自動車道金成インターより車で40分

 

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