※文化時報2022年9月9日号の掲載記事です。
災害時に医療的ケア児の受け入れを検討している浄土宗願生寺(大河内大博住職、大阪市住吉区)は8月27日、防災や医療の専門家らでつくる「願生寺防災プロジェクト」の第2回懇話会をオンライン併用で開いた。当事者と地域住民の双方から意見を聞き、必要とされる防災に寺院として取り組むのが目的。意識の隔たりを埋めるため、まずは互いが出会う取り組みが必要との認識を共有した。(写真:防災への協力を呼び掛ける当事者の潮見純さん(左)と小西奈月さん)
願生寺は、南海トラフ巨大地震や豪雨災害の発生を見据え、昨年10月から防災プロジェクトのミーティングを行っている。当事者と地域住民を招いたのは今年3月に次いで2度目で、防災看護を専門とする亀井縁・四天王寺大学准教授を司会に意見交換した。
亀井准教授はまず、新型コロナウイルス感染拡大で地域のつながりが薄れたとして、「災害時に、支援を本当に必要とする人にどう届けるのかという課題が見えてきた」と指摘。つながりの場を提供するのが・・・
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