※文化時報2022年3月25日号の掲載記事です。
東日本大震災から11年を迎えた11日、児童74人と教職員10人が犠牲となった宮城県石巻市の旧大川小学校では、発生時刻の午後2時46分に遺族らが黙禱(もくとう)をささげた。夕刻には、犠牲者と同じ数の84本の竹灯籠に明かりをともす追悼行事「大川竹あかり」が初めて行われた。
追悼行事の実行委員長を務めた佐藤和隆さん(55)は、小学6年だった三男の雄樹さん(当時12)を津波で亡くした。「震災の記憶を次の世代につなげるため・・・
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