※文化時報2021年5月6日号の掲載記事です。
拝観料を現物でもらう。そんな取り組みを、浄土宗弘願院(ぐがんいん=森岡達圭住職、金沢市)が試みた。これまで未公開だった寺宝の涅槃図を披露し、代わりに食料品を納めてもらったのだ。目的は貧困者支援。お寺ならではのフードドライブ=用語解説=に、注目が集まる。(大橋学修)
入りやすいお寺に
初公開したのは「絹本地刺繍(けんぽんぢししゅう)仏涅槃図」(金沢市指定文化財)。表装を含めた大きさは縦272センチ、横191センチにもなる。1683(天和3)年に同院が復興された記念に・・・
⬇︎
⬇︎
⬇︎
続きの記事を読みたい場合はこちらから読むことができます。
文化時報 購読のご案内
1923(大正12)年に創刊しました。特定の宗教・宗派に偏ることなく、神社仏閣や教団関連の多彩な情報を発信しています。
かつては伝統教団や寺院住職向けの「業界紙」でした。
しかし現在は、宗教教団・宗教者が手掛ける学校教育や医療・福祉、関連業者の動向も掲載。宗教関係者の情報収集に役立つのはもちろん、宗教に関心のある専門職や、神社仏閣のファンにも読み応えのある紙面をお届けしています。
発行は毎週月曜日・木曜日の2回です。購読をご希望の方は下記のURLからお申し込みできます。
https://bunkajiho.co.jp/subscription.html
※こちらの記事は株式会社 文化時報社 様 から許可を得て転載させていただいております。