【文化時報社提供】拝観料は食料支援寺宝初公開スキ

【文化時報社提供】拝観料は食料支援　寺宝初公開スキ

2021.12.03 / 最終更新日：2021.12.03

※文化時報2021年５月６日号の掲載記事です。

拝観料を現物でもらう。そんな取り組みを、浄土宗弘願院（ぐがんいん＝森岡達圭住職、金沢市）が試みた。これまで未公開だった寺宝の涅槃図を披露し、代わりに食料品を納めてもらったのだ。目的は貧困者支援。お寺ならではのフードドライブ＝用語解説＝に、注目が集まる。（大橋学修）

初公開したのは「絹本地刺繍（けんぽんぢししゅう）仏涅槃図」（金沢市指定文化財）。表装を含めた大きさは縦272センチ、横191センチにもなる。1683（天和３）年に同院が復興された記念に・・・

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