※文化時報2021年10月28日号の掲載記事です。
京都府仏具協同組合(田中雅一理事長)が、「京仏壇・京仏具」を作る業者や職人らにユニークな研修を行っている。自分の専門とは異なる職人技の見学や体験を通じ、技術力や営業力を高めてもらう取り組みだ。新型コロナウイルスの影響で普及したリモート研修を、伝統工芸の世界もしたたかに取り入れ、自らの研鑚に活用している。(主筆 小野木康雄)
「胸の前に三脚を立てて撮影したので作業はやりにくかったですが、手元がしっかり映っています。普段の実演だと、お客さんからは見えない角度ですね」
木製仏具部門・箔押(はくおし)の伝統工芸士=用語解説=、平城輝男さん(66)がテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を通じて語り掛けると、参加した職人らは・・・
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※こちらの記事は株式会社 文化時報社 様 から許可を得て転載させていただいております。