【まとめ】持続化給付金について

2020年5月14日のニュースに政府が出す持続化給付金が宗教法人(お寺、教会含む)も対象に入ったとニュースが流れました。
あれから10日以上経つがその情報は未だ不明である。法人税がないお寺が本当に対象になるのか・・・
報道の中では、お寺の葬儀減ったからと流れている。現状、月参りがある地域では、コロナの影響で減ったという声もあがっています。また、法事は延期、葬儀は一日葬になりつつあり、葬儀の在り方が緊急事態宣言が出てから変わって来ました。

ここまでくるとお寺の護持運営が、危ぶまれてくる。お寺も持続化給付金が受け取れるようになれば、間違えなく助かるお寺も増えるだろう。
これは、他の宗教(神道、キリスト教、イスラム教など)の教会も同じことである。
お寺の窓口としては、アンテナを貼ってこの場で情報を伝えていければと思います。
もし、宗教法人(お寺や教会)が対象になった場合、お寺の窓口としては毎月行っている勉強会のテーマとして申請の出し方を税理士の先生にお願いしようと考えていることと、この場で法人用の一般的な申請方法を下記に記載します。(※まだ宗教法人は対象になっていません。2020年5月23日現在)

【給付額】

法人は200万円まで

※ただし、昨年1年間の売上からの減少分が上限です。

■給付額の算定方法 前年の総売上(事業収入)―(前年同月比▲50%月の売上×12ヶ月)

【給付対象】

資本金10億円以上の大企業を除く、 中小法人等を対象とし 医療法人、農業法人、NPO法人など、 会社以外の法人についても幅広く対象となります。

【申請の流れ】

1.インターネットで「持続化給付金」と検索(下記から入れます)。

持続化給付金のページ

2.申請ボタンを押して、メールアドレスなどを入力 [仮登録]

3.入力したメールアドレスに、メールが届いていることを確認して、[本登録]へ

4.ID・パスワードを入力すると[マイページ]が作成されます

→ここで必要な物が下記になります。

・基本情報(法人の基本事項と連絡先の入力)

・売上額(入力すると、 申請金額を 自動計算!)

疑問になるのがお布施収入が可能なのか?また、境内地を一部駐車場などに活用してるお寺のみなのか?お布施収入の場合はしっかりと帳簿付していることが必須になるのではないかと予測される。

・口座情報(【通帳の写し】を アップロード!)

5.必要書類を添付

・2019年の確定申告書類の控え

・売上減少となった月の売上台帳等の写し ※スマホなどの写真画像でもOK(できるだけきれいに撮ってください!)

申請

持続化給付金事務局で、申請内容を確認

※申請に不備があった場合は、メールとマイページへの通知で連絡が入ります。

(※持続化給付金 申請要領参照)

通常2週間程度で、給付通知書を発送/ご登録の口座に入金されると記載されています。

お寺は全国に約77,000ヶ寺の数があり、お寺には伽藍があり歴史と文化もあります。お寺が危機的な状況は予測されていました。2040年になった際に3割から4割が減少すると言われている中でお坊さんも危機感を持ち始めた矢先に新型コロナウイルスの影響が出て来ました。2040年までには少子高齢化多死社会と言われ葬儀のピークが2036年から2040年くらいだと推計されています。その中でお坊さんには何故枕経やお通夜が必要なのかしっかりと一般の方に伝えていかなければ、葬儀や通夜の在り方が変わって来ます。今後のお坊さんの動向にも期待したいです。

 

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