2024年 第五回コラム じつは身近な 仏教用語 PART2

★じつは身近な 仏教用語を3選ご紹介(か行)★

日常何気なく使っている言葉の多くは、実は仏様の教えに由来しています。
日常に溶け込み当たり前に使っている言葉の、元々の意味やどのような仏教語に由来しているのかを簡単に解説します。
言葉の本来の意味、用法を知って頂く事で、小難しく感じる仏教用語に親しみを持って頂き、仏教の魅力に触れて頂ければいいなと思います。

 

覚悟

 

一般的には、悪い事態や大事を予測して心の準備をすることを意味するかと思います。覚悟の文字は2つとも「さとる、さとす」という意味の漢字です。覚悟はこの「さとり」を表す2語からなる複合動詞です。

仏教のなかでは、眠りからさめるという意味でも用いられますが、特に「迷いからさめ、さとりに至ること、真理をさとること」を指して使用されます。

 

苦行・荒行

 

元々、難行・苦行とは人間自然の欲望を抑えて精神力を鍛えることを目的としていました。饒舌を抑えて沈黙の戒となり、食欲を抑えては断食、性欲を抑えては禁欲となります。人はこれらに耐えて精神力を涵養しますが、さらに積極的・人為的に肉体を苦しめることを奨めました。

例、灼熱の太陽の下で火を焚き暑さに耐える。真冬に水に籠もって寒さに耐える。

それらが発展し「荒行」となり、これらの身体的苦痛に耐える間に強度の神秘力や神通力を己の内に蓄積すると信じられていました。

苦行の原語である[tapas(タパス)]は熱、熱力という意味があります。

長時間にわたり苦行を続ける事で、自分の中に「熱力」が溜まっていき、それが神通力へと昇華すると考えられています。

 

金毘羅

 

サンスクリット語[s:kumbhīra]の音写です。

もともとはガンジス川に生息するワニがですが、そのワニが神格化し霊魚とされました。

原住民の間で恐れられると共に崇拝もされていたので、やがて仏教に取り入れられ仏法を守護する天部として信仰を集めました。

 

 

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