2024年 第二回コラム「かっこいい仏教用語について」PART2

★仏教用語でかっこいい言葉を3選ご紹介★

 

仏教用語は、難しい漢字(二字熟語や四字熟語)で構成されているのが特徴です。
意味は知らないけど、何だかかっこいい…そんな印象を抱いたことのある方は、多いのではないでしょうか。
仏教用語はかっこいい座右の銘だけじゃなく、一つ一つにしっかりとした意味があります。
その中で3選ご紹介。

 

極楽浄土(ごくらくじょうど)

 

極楽浄土とは、苦しみが一切ない完全な楽の世界です。

天国よりも上にあり、輪廻転生のループからは外れています。

そのため、一度辿り着けば生まれ変わることはもうありません。

全ての生命が憧れる、素晴らしい安らぎの世界です。

極楽浄土に行くには、生きている時に毎日数万回念仏を唱えたり、悟りを開いたりする必要があります。

永遠の地に相応しいことが認められれば、臨終の時に阿弥陀仏がお迎えにきてくれます。

極楽浄土への道のりは険しいですが、いつか辿り着きたい夢の地です。

 

星宿(せいしゅく)

 

星座のこと。仏教では、星座占いは禁止されている。

例文:星宿を頼りに、今後の動きを決める。

 

邪婬(じゃいん)

 

結婚相手以外と肉体関係を持つこと。仏教の十悪の一つ。

例文:あの男が犯した邪婬は罪深い。

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