【文化時報社提供】⑯いじめ予防授業の神髄

※文化時報2022年4月1日号の掲載記事です。

学校でのいじめが深刻な社会問題となって久しい。2013(平成25)年、「いじめ予防対策推進法」が施行されたが、ネット社会の子ども世代への浸透を背景に、無料通話アプリ「LINE」や動画投稿サイトを媒介とする新たな態様のいじめも増加し、いじめられた子どもが自ら命を絶つという悲劇が繰り返されている。

どうすればいじめを根絶できるか。

日弁連は、その取り組みの一つとして、弁護士が直接小中学校の教室に赴く「出前授業」の形でいじめ予防授業を行っている。

もともとは東京の平尾潔弁護士が独自に展開していたプログラムをベースに、子どもの権利に関わる問題に取り組む弁護士たちが、それぞれの地域の特色や学校のニーズを踏まえてカスタマイズし、全国で実践されるようになったものだ。

この授業ではまず、子どもたちに、「いじめられる側にも問題があると思うか」という質問を投げ掛ける。

多くの教室で、7~8割の生徒が「はい」と答える。

そこで、「いじめられる側も悪い」と思う理由を発言してもらった後・・・

                           ⬇︎

                             ⬇︎

                             ⬇︎

              続きの記事を読みたい場合はこちらから読むことができます。

                    文化時報 購読のご案内

1923(大正12)年に創刊しました。特定の宗教・宗派に偏ることなく、神社仏閣や教団関連の多彩な情報を発信しています。

かつては伝統教団や寺院住職向けの「業界紙」でした。

しかし現在は、宗教教団・宗教者が手掛ける学校教育や医療・福祉、関連業者の動向も掲載。宗教関係者の情報収集に役立つのはもちろん、宗教に関心のある専門職や、神社仏閣のファンにも読み応えのある紙面をお届けしています。

発行は毎週火曜日・金曜日の2回です。購読をご希望の方は下記のURLからお申し込みできます。

                   https://bunkajiho.co.jp/subscription.html

文化時報の新しいウェブメディア「福祉仏教 for believe」

 https://fukushibukkyo.com/

こちらの記事は株式会社 文化時報社 様 から許可を得て転載させていただいております。

【寺院向けはこちらまで】

お寺の窓口掲載   http://oteranavi.com/templeform/

仏具、白衣、足袋、法衣鞄、書籍などの必需品はこちら   https://otera-market.com/

関連記事

  1. 【文化時報社提供】子どもは誰の宝でもない

  2. 【文化時報提供】天台宗・杜多内局 11月総辞職へ

  3. 【文化時報社提供】校舎に背を向ける理由 旧大川小「竹あかり」

  4. 【文化時報社提供】職人技もリモート研修 コロナ禍逆手に

  5. 【文化時報提供】コロナ禍でも法座開催を ガイドラインで“生命線”守る

  6. 【文化時報提供】地蔵盆を守らなければ、日本の宗教が危うくなる