※文化時報2022年1月25日号の掲載記事です。
人との接触を極力避けることを良しとする新しい生活様式は、仏教教団が運営する児童養護施設などにも影響をもたらした。子どもたちの絆を育む宗教行事や、障害のある子どもへの教育支援が難しくなっている。
朝礼で仏教讃歌
「いまささぐ このみあかし まことの道を あかしたまえ」
午前7時15分。児童養護施設「平安養育院」(水野正美施設長、京都市東山区)の朝は、信仰への決意を歌う仏教讃歌「いまささぐ」の斉唱で始まる。本尊・阿弥陀如来像をまつる礼拝室に・・・
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