※文化時報2022年1月14日号の掲載記事です。
同じグリーフ(悲嘆)を味わった人同士だからこそ、共感し合えることもある。真宗大谷派超覺寺(広島市中区、和田隆彦住職)で開かれる「和(なごみ)の集い」は、夫を亡くした女性たちが集まり、心の内を共有する場だ。新型コロナウイルス感染拡大以降も欠かさず、毎月1回の分かち合いを続けている。
共有が一番の薬
広島市の中心部、八丁堀に位置する超覺寺。繁華街の喧騒から隔たった広い本堂の一角で、数人の女性がテーブルを囲んでいる。
「周りからは『そろそろ立ち直らないと』と言われるけれど、何年たっても寂しくてたまらない」「連れ立って歩く夫婦を見ると・・・
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