※文化時報2021年新年号の掲載記事を再構成しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、寺社のキャッシュレス決済導入が加速している。政府が提唱する「新しい生活様式」に非接触の電子決済が盛り込まれ、記念品やお守りの購入への電子決済はもちろん、初詣の賽銭などに導入するケースも出始めた。一方で、情報漏洩の危険性などを理由に、キャッシュレス賽銭などの導入に懐疑的な意見は根強い。導入が本格化するかは不透明だ。
神仏習合の日蓮宗寺院・最上稲荷山妙教寺(岡山市北区)は、2021年の初詣を機に、大みそかの午後8時からスマートフォン決済の「Jコインペイ」を用いたキャッシュレス賽銭を初めて導入し、参拝者の選択肢を広げた。これまでも売店の「ゆかり」で・・・
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※こちらの記事は株式会社 文化時報社 様 から許可を得て転載させていただいております。