※文化時報2021年5月24日号の掲載記事です。
お寺を地域住民のよりどころにする。その実現に向けて、大阪市住吉区の浄土宗願生寺(大河内大博住職)が10日、第一歩となるイベントを行った。まちの保健室=用語解説=と介護者カフェ=用語解説=の同時開催だ。地域の医療・福祉関係者を巻き込み、檀信徒だけでなく多彩な人々が出入りするよう仕掛けていく。意欲的な取り組みが、静かに始まった。(主筆 小野木康雄)
看仏連携の可能性
「体操とか、してはる?」。高齢女性の血圧と体脂肪率、握力を測定する合間、看護師が何げなく尋ねた。していないと聞くと・・・
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