最勝山歓盛寺

住所：富山県高岡市二塚1316番地
建立：江戸中期
WEBサイト：https://sotozen-navi.com/detail/index_160094.html

【お寺からのご案内】
江戸中期に大轉玄機大和尚によって開かれたお寺です。明治36年には多くの尼僧様方の長年の働きを背景に、當山十五世 泰道（在田）如山大和尚の尽力により、曹洞宗として富山の歓盛寺、愛知、長野の3か所が初めて正式な尼僧学林とされ、十六世 泰山（柴田）孝道大和尚の指導の下,女性の仏法を学び極める道が開かれた道場です。

山門、本堂、離れの講師寮が、いずれも女性僧侶の教育に関する最も早い時期の建築物として貴重という事から、平成30年3月には国の登録有形文化財として登録されました。

在田如山大和尚は、当時国の制度が整わない時代に寺院の担うべき役割として人々の生活ニーズに応えるべく、尼僧堂のみにとどまらず、養老院やこども園を寺院の事業として設立し、現在もそれぞれ特別養護老人ホーム長生寮、高岡保育園として受け継がれています。
現代においても、佛法を常に今ここに生きる人々のよりどころとなるよう努めていく先達の教えと法の流れを汲み、平成17年より特定非営利活動法人よりどころが開設され、富山型デイ、共生型の福祉の家としてお寺と協働しています。
お年寄りから赤ちゃんまで障がいの有無にかかわらず、地域の人々と自分達自身、それぞれの生老病死を互いに学び、包含し、皆で歩み、日々暮らしているお寺です。
共に老い　そして育つ
共に喜び　悲しむ
共に向き合い　支え合う
かけがえのない「相手」と「自分」と「今日の一日」を丁寧に大切に生きる。そして縁あるみんなで一緒に日暮らしを。
そんな「お寺」であり「よりどころ」になればと願っています。

合掌

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