本正寺

住所：福岡県久留米市中央町30-15
建立：1594(文禄三)
WEBサイト：http://honsho-ji.jp/

【お寺からのご案内】
文禄三年(1594)四月(戦国時代)に、開基釋大惠が久留米城主小早川秀包（羽柴久留米持徒）の許しを得て、筑後国久留米庄嶌青蓮町の地に浄土真宗寺院を建立
正保元年（1645年頃）有馬藩二代目藩主有馬忠頼の勅命において、西本願寺より東本願寺（真宗大谷派）に転派

この地に本堂を建立、約450年間受け継がれて現在16世住職がお寺を護持しております。
昭和20年8月久留米大空襲では本堂を含めて全てを消滅致しましたが、その後仮本堂にてお勤めを続け、昭和47年にご門徒の尽力のもと、現在の本堂が再建されました。
建立時に納められたご本尊の阿弥陀如来立像は、現住職の祖父である14世が空襲の戦火より命がけで守り抜き、今日まで受け継がれています。
歴史は長いお寺ですが、地域の皆様に愛されるお寺づくりを心掛けております。

時代の変化とともに、人のかかわり、ご先祖様の供養の仕方と考え方も変わってまいりました。ですが、大切な人への想い、どなたの心の中にも息づいていることと思います。
歴史をたどれば、お寺が地域の中でどのような役割であったのか、なぜ必要とされたのか明らかになるにつれ、なおのこと現在の世の中だからこそのお寺の存在価値とはなにかを 日々念頭に努めております。

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