妙法寺

住所：大阪府堺市堺区中之町東4丁目1番3号
建立：興国4(1343)年4月
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【お寺からのご案内】
1343年（南北朝時代）、微妙坊法印日祐上人（京都大本山妙顕寺を創建した日像上人の直弟子）により開山された泉州最古の日蓮宗寺院の1つで、境内には堺で生まれた千利休が17歳のときに茶道に入門した最初の師匠である北向道陳（きたむき どうちん）の墓碑、落語の祖とも言われる曽呂利新左衛門の350年忌碑がある。天文5年(1536)、比叡山延暦寺が京都市中の日蓮宗21本山をすべて焼き払った天文法難が起きたとき、多くの日蓮宗僧侶や宗徒は堺に避難。妙法寺にも大本山妙顕寺の住職らが滞在した。西洞院通（にしのとういんどおり）に面して二条通と三条通の真ん中あたりに位置した妙顕寺にちなんで、妙法寺が「二條半」と呼ばれるようになったのはこのときだ。この通り名にアイデアを得て、「二畳半」の茶室をつくったのが千利休最初の師・北向道陳だ。今井宗久、武野紹鴎、北向道陳、千利休と茶の湯の哲人たちの屋敷は妙法寺の門前からほぼ一直線に並ぶ。さらに、妙法寺前を南に折れると紹鴎と利休の墓もある南宗寺に着く。

堺の寺町に佇む日蓮宗寺院です。『堺の古い歴史と茶の湯文化を感じられるお寺』『仏教を日々の生活に活かせるお寺』『ご縁から笑顔が生まれ、誰もが菩薩を目指せるお寺』を目指しています。皆様が、当山や仏教とのご縁を通じより生き生きと輝き、街全体が元気になることが私たちの願いです。

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