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【寺院散策レポート3】浄土宗西山派 善法寺さま

2017/03/28

善法寺のご住職であられる片本師が大阪市天王寺区にある泰聖寺様の彼岸会にて御法話されました。

【寺院散策レポート3】浄土宗西山派 善法寺さま 平成29年3月18日(土)の午後13時半から大阪市天王寺区にある泰聖寺さまにて彼岸会が行われ、京都市南区にある善法寺のご住職さまが20分間の御法話を致しました。本堂には、檀信徒が集まり、耳を傾け熱心に聞いておりました。

御法話は、人間には守れない徳目を阿弥陀仏の教えにより西方極楽浄土への道が開かれると言う御法話でした。お彼岸とは西方極楽浄土へ渡れる日と言われていますが、此の岸から彼の岸に至るには目の前に大きな川が立ちはだかり、その川を渡らなければ西方極楽浄土へ行けないのです。しかし、人間は、服を着たままだと溺れてしまいたどり着くことが難しいのです。しかし、お釈迦さまの教えでは渡る方法が6つの徳目を実践することです。

【6つの徳目】
1、布施ー布を施すと書き、昔はお袈裟を作った。
2、持戒ー戒律を守ること。
3、忍辱ー忍耐力をつけること。
4、精進ーいつも努力をすること。
5、禅定ー心を穏やかにすること。
6、5つの徳目を実践することにより智慧を授かること。

6つ徳目を実践することにより、西方極楽浄土へ渡る船を作れるようになります。しかし、たった1つでも守ることができなければ、船を作ることができません。そこで「お念仏」の教えがあります。お念仏の中には、6つの実践すべき徳目が含まれています。それは阿弥陀様が我々の代わりに実践されており、その代わりに我々は「南無阿弥陀仏」と言うお念仏を唱えることにより、極楽への世界が開かれます。
これは浄土三部経の一つ仏説無量寿経の四十八願の十八願に「設我得佛 十方衆生 至心信樂 欲生我國 乃至十念 若不生者 不取正覺」と書かれています。阿弥陀様はもしも私が仏となった時にはみなさんも私の住む世界に来てください。その代わりたった十遍でもいいから私の名前を唱えてくださいという阿弥陀様の願いがお念仏になります。「南無阿弥陀仏」というお念仏を唱えることによって西方極楽浄土に渡れるようになります。

お彼岸の先祖供養も6つの徳目の中に1つです。ご先祖様の供養は善根であり、善根を功徳としてご回向とも言えます。そのような思いを持って極楽の世界に亡くなるのではなく生まれると考えます。六道輪廻することで極楽の世界へ生まれることは人間として生まれてきた徳でもあります。阿弥陀様が「極楽の世界へと来てください」とおっしゃっていただけるのであれば、それにどうか甘えて日々のお念仏にとらえていただければ良いかなというふうに思います。これからお彼岸の御回向が始まりますが、口で言うことも難しいと思いますが、心の中で「南無阿弥陀仏」と唱えていただければと思います。

と言う御説法でした。浄土宗の教えは、「南無阿弥陀仏」を唱えることにより、6つの徳目が守ることができない娑婆である私たちに西方極楽浄土へ往生できる道が開かれるのかもしれません。
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