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【寺院散策レポート2】浄土宗西山派 柳谷大阪別院 銀龍山 泰聖寺さま〜今後の介護とお寺の未来〜

2017/02/26

介護甲子園×泰聖寺(大阪市天王寺区)

【寺院散策レポート2】浄土宗西山派 柳谷大阪別院 銀龍山 泰聖寺さま〜今後の介護とお寺の未来〜 2月23日、大阪市天王寺区にある西山浄土宗柳谷大阪別院銀龍山泰聖寺様にて「介護甲子園」の取材が行われた。(写真右:株式会社シャローム土山さん、写真左:純空壮宏さん)

泰聖寺の院代・純空壮宏さんは、在家出身の方であり、高校卒業後、バックパッカーとして海外渡航し、帰国後旅行会社へ就職した。

ある日、旅行会社で身体障害者の方々の添乗員として北海道旅行をした際に「旅行が楽しくない」「施設に連れ回されているだけの旅行だ」と耳にした。
その当時は介護保険制度が始まる前で、観光名所もバリアフリーではなかった時代、何か自分にもできないかと考え、休みの日には知り合いの介護施設へアルバイトをしに行き、介護業界の奥の深さを知ったという。

その後、旅行会社を退職し、介護福祉士、ケアマネージャー、認知症ケア専門士や介護予防運動指導員などの資格も取得し、介護施設の立ち上げの総合プロデュース、介護ビジネスのアドバイザーで社会福祉介護業界において活躍する。

しかし、叔父であった泰聖寺住職が倒れ、叔父の介護をするために泰聖寺に住み始めたことをキッカケに寺院護持の為に29歳で出家を決意した。

一方、一般社団法人日本介護協会が年に一度、開催している「介護甲子園」とは、介護から日本を元気にしたいという想いを持つ全国の同志により開催される、介護業界に働く人が最高に輝ける場を提供するイベントである。

介護業界は一見賃金が安くきついイメージがあるが、実際働いてる人にとっては、苦ではなく楽しく働いている人が多い。そんな介護業界の悪いイメージを払拭したいという想いで開催されたイベントが「介護甲子園」なのだ。

今回の取材は、ケアマネジャーの資格を持つ純空さんが、今後のお寺という場所を介護相談ができる場所にして行きたいという強い気持ちがあり、どのようにお寺で介護相談を受けていくかが課題である。

もし、将来的に実現するのであれば、お寺側のメリットとしては、お寺に人が集まるキッカケになる可能性が高い。

お寺にとっても地域の人々にとっても良い関係が築けるのではないかと思う。

今後、少子高齢多死社会に突入していく日本において様々な社会問題が発生していく。社会福祉に精通している泰聖寺が介護と仏教を結びつけていくか、どのような化学反応を起こすのかが楽しみであり、期待したい。

泰聖寺さまWEBサイト
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