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空手と仏教のつながりとは・・・

2016/12/03

2020年東京オリンピックに採用された「空手」と仏教のつながりとは

空手と仏教のつながりとは・・・ 日本の空手は、昔、唐手(とぅうて)と書いてトゥデという名前でした。もともと唐手は中国から琉球王国(今の沖縄県)へ伝わったと言われています。
当時の中国は明の時代でした。明の皇帝は、琉球王国との貿易を盛んに行い、交流を通して色うろな文化とともに中国武術が伝わり、琉球王国固有のディー(手)が融合された武術でした。
当初はスタイルから、「那覇手」「首里手」「泊手」などと呼ばれていましたが、次第に「唐手」と呼ばれるようになりました。その唐手が本土に伝わったのは、松濤館の創始者・船越義珍という人でした。明治18年に学校を卒業し、教員になったころ、当時首里手の名手といわれた安里安恒(あざと・あんこう)と言う人に「唐手」を教わり、県立師範学校で「唐手術」の指導をはじめました。大正11年に第1回体育展覧会が文科省主催で東京にて開催され、「唐手術」を披露したことが本土へ伝わったといわれています。その後、警視庁や大学など指導により唐手を広めていきました。
今の「空手」という文字に変えられたのは、昭和4年に変更されました。それは中国から来た武術をやめて、何も持たないという意味の「徒手空拳」(としゅくうけん)の「空」と仏教の教えである「色即是空 空即是色」の「空」をとって
「空手」という文字に変えたのです。「色即是空 空即是色」は般若心経の中に書かれており、その意味は「この世にあるすべてのものは因と縁によって存在しているだけで、その本質は空であるということ。また、その空がそのままこの世に存在するすべてのものの姿であるということ。」である。空手という意味はすごく深いものであります。
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