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法事って何?

法事の持つ意義

 「あなた」という一人の人間の存在を考えてください。
「あなた」は一人で生まれ、育ち、今まで生きて来たのでしょうか。すべての「あなた」には父・母という両親、そしてその父母には、それぞれの両親(「あなた」にとっては祖父・祖母)が、必ずいらっしゃるはずです。兄弟姉妹、伯父・伯母(叔父・叔母)、従兄弟…たくさんの親族が「あなた」の存在を支えてきました。
 『法事』とは、普段疎遠になりがちな親戚縁者が顔を合わせ、交流を持つ場ともいえましょう。仏前にぬかずき自ら掌を合わせ、読経・儀式の厳粛な雰囲気の中で縁あるものが、ともに亡き人を偲び自らの日常の生活や行いを反省することで、子孫の私たちの幸せを願っておられるご先祖に安心していただける「場」なのではないでしょうか。
 年を重ねるにつれ、自身が我が両親の年齢に近づく毎に若いときには気づかなかった両親の思いや言われていたことが理解でき、親の「心」がわかるようになるものです。その時に両親や他の亡き人たちを偲ぶことが『法事』の大きな意義と言えるでしょう。